こんにちは!佳琳です。
2023年1月に、AC部の個展「AC-bu | MoBA -現代美術館展- Museum of BOB ART EXHIBITION」に行ってきました。
現代アートとボブネミミッミが融合したアート作品が、美術館のように展示されていて見応えがありました!
展示作品の解説や鑑賞した感想を、写真付きでご紹介します。
目次
AC部とは
1999年に結成した、映像作品を中心に活躍する日本のクリエイティブユニット。
楽曲PVやCMを中心に制作しており、デフォルメした作画の人物キャラに、時折実写が入る独特の作風が特徴です。
2018年、2022年に放映された大川ぶくぶ原作のTVアニメ『ポプテピピック』の(永遠の)新コーナー『ボブネミミッミ』を担当。
原作漫画では金髪ツインテールがポプ子、青髪ロングがピピ美です。
AC部がポプ子とピピ美をボブネミミッミ化するとこうなります↓
日本橋三越本店6Fコンテンポラリーギャラリーで開催中の「AC-bu | MoBA -現代美術館展-」いよいよ本日最終日です!皆さんのご来場お待ちしています!(⚠️最終日は17:00まで)#ボブネミミッミ #BOBART pic.twitter.com/M97C6mIkkx
— AC部【公式】 (@ACbu_official) January 8, 2023
『ポプテピピック』メインキャラクターのポプ子とピピ美を強烈にデフォルメして、視聴者にインパクトを与えました。
中でも、大量のスケッチブックを使った「高速紙芝居」によって披露された『ヘルシェイク矢野』が、ネット上で大きな話題を呼びました。
『ポプテピピック』本編が異例の実写紙芝居 第7話キャスト前半はAC部・後半は山寺宏一がすべてキャラ担当https://t.co/NHCxpFcOPO
#山寺宏一 #ポプテピピック #ポプテ2期 #ポプテピ #ライジングヘル #ヘルシェイク矢野 #山ちゃん @hoshiiro_anime @yamachanoha
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) November 12, 2022
「AC-bu | MoBA -現代美術館展-」概要
AC部による個展「AC-bu | MoBA -現代美術館展-」が、2022年12月21日から2023年1月9日まで、日本橋三越本店のコンテンポラリーギャラリーで開催されました。
アンディ・ウォーホルなど誰もが知る現代アートの代表作を、TVアニメ『ポプテピピック』内の『ボブネミミッミ』によってパロディ化(ボブネミ化)しています。
アニメ内のパロディがさらに現代アート作品をパロディ化、それ自体が唯一無二の作品となり、現代アートへと昇華させる試みです。
(美術用語では、作品の中に過去の著名な作品を取り込む「アプロプリエーション」と呼ばれる技法です。)
展示室には20点を超えるペインティングや立体作品が展示され、架空の美術館「MoBA(Museum of BOB ART)」として楽しめる空間になっています。
個展のタイトル「MoBA -現代美術館展-」も、ニューヨークにある近代美術専門の美術館「MoMA」のパロディです。
MoBA特設サイトのデザインが、本家のMoMA公式サイトとそっくりで、手の込みように驚きました。(ファビコンも瓜二つ!)
一番奥の特別展示室には、制作の元ネタとなったアート作品に関する解説やAC部本人によるメモも展示されているので、現代アートに疎くても楽しめる親切な構成です。
展示会期は終わってしまいましたが、3D展覧会で会場内の雰囲気をいつでも味わえます。
AC-bu | MoBA -現代美術館展- Museum of BOB ART "3D" EXHIBITION ↓ Now ONLINE! 開催中!#ボブネミミッミ #BOBARThttps://t.co/zjE5G3JwzC
— AC部【公式】 (@ACbu_official) January 10, 2023
展示作品は自由に撮影が可能。美術館風ですがあくまで個展なので、展示作品はその場で購入可能です。
カウンターに各作品の販売価格表が置かれていました。(価格表は撮影禁止)
私が訪問した1月上旬時点で、半分以上が売約済みだったので人気ぶりが伺えます。
展示作品のリストは、カウンターで貰えました。
展示作品を大まかにジャンル分けすると以下の通りです。
以下、ジャンルごとに作品紹介や感想をご紹介します。展示を見終わった後、調べたり考えたりして気付いた点も備忘録的に書いてあります。