AC部展サムネイル

キャラクター

現代アートとボブネミミッミを融合!AC部展に行ってきた

2023年2月7日

こんにちは!佳琳です。

2023年1月に、AC部の個展「AC-bu | MoBA -現代美術館展- Museum of BOB ART EXHIBITION」に行ってきました。

現代アートとボブネミミッミが融合したアート作品が、美術館のように展示されていて見応えがありました!

展示作品の解説や鑑賞した感想を、写真付きでご紹介します。

AC部とは

1999年に結成した、映像作品を中心に活躍する日本のクリエイティブユニット。

楽曲PVやCMを中心に制作しており、デフォルメした作画の人物キャラに、時折実写が入る独特の作風が特徴です。

2018年、2022年に放映された大川ぶくぶ原作のTVアニメ『ポプテピピック』の(永遠の)新コーナー『ボブネミミッミ』を担当。

原作漫画では金髪ツインテールがポプ子、青髪ロングがピピ美です。

漫画ポプテピピック表紙

AC部がポプ子とピピ美をボブネミミッミ化するとこうなります↓

『ポプテピピック』メインキャラクターのポプ子とピピ美を強烈にデフォルメして、視聴者にインパクトを与えました。

中でも、大量のスケッチブックを使った「高速紙芝居」によって披露された『ヘルシェイク矢野』が、ネット上で大きな話題を呼びました。

「AC-bu | MoBA -現代美術館展-」概要

AC部による個展「AC-bu | MoBA -現代美術館展-」が、2022年12月21日から2023年1月9日まで、日本橋三越本店のコンテンポラリーギャラリーで開催されました。
AC部MoBA現代美術館展メインビジュアル

アンディ・ウォーホルなど誰もが知る現代アートの代表作を、TVアニメ『ポプテピピック』内の『ボブネミミッミ』によってパロディ化(ボブネミ化)しています。

アニメ内のパロディがさらに現代アート作品をパロディ化、それ自体が唯一無二の作品となり、現代アートへと昇華させる試みです。

(美術用語では、作品の中に過去の著名な作品を取り込む「アプロプリエーション」と呼ばれる技法です。)

AC部展入口

AC部展のエントランス

展示室には20点を超えるペインティングや立体作品が展示され、架空の美術館「MoBA(Museum of BOB ART)」として楽しめる空間になっています。

個展のタイトル「MoBA -現代美術館展-」も、ニューヨークにある近代美術専門の美術館「MoMA」のパロディです。

MoBA特設サイトのデザインが、本家のMoMA公式サイトとそっくりで、手の込みように驚きました。(ファビコンも瓜二つ!)

一番奥の特別展示室には、制作の元ネタとなったアート作品に関する解説やAC部本人によるメモも展示されているので、現代アートに疎くても楽しめる親切な構成です。

展示会期は終わってしまいましたが、3D展覧会で会場内の雰囲気をいつでも味わえます。


展示作品は自由に撮影が可能。美術館風ですがあくまで個展なので、展示作品はその場で購入可能です。

カウンターに各作品の販売価格表が置かれていました。(価格表は撮影禁止)

私が訪問した1月上旬時点で、半分以上が売約済みだったので人気ぶりが伺えます。

展示作品のリストは、カウンターで貰えました。

AC部展作品リスト

AC部展作品リスト

展示作品を大まかにジャンル分けすると以下の通りです。

AC部展示作品リスト

以下、ジャンルごとに作品紹介や感想をご紹介します。展示を見終わった後、調べたり考えたりして気付いた点も備忘録的に書いてあります。

次のページへ >

-キャラクター

Copyright© 佳琳が頑張るブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.