こんにちは!佳琳です。
突然ですが、「台湾のお土産」と聞いて、皆さんは何を連想しますか?
パイナップルケーキやマンゴーを思い浮かべた方が多いのではないでしょうか。
実は、カラスミ(ボラの卵巣の塩漬け)も台湾の名産の一つです!
カラスミは台湾でも贈答品とされる高級食材ですが、日本よりリーズナブルな価格で購入できます。
今回は、台北・迪化街にあるカラスミ専門店「李日勝」でカラスミを買ってきました。
日本の旅行ガイドにも必ず(と言っていいほど)掲載されている有名店です。
「李日勝」でのカラスミ購入レポートや、おすすめの食べ方についてご紹介します!
【レトロな町並み】アクセス
2023年11月、台湾旅行の際に「李日勝」を訪問しました。
お店は、台北最大の問屋街「迪化街」にあります。MRT中和新蘆線の大橋頭駅から徒歩約10分。
バロック様式やアールデコ様式など様々な年代の建築が並んでいます。
レトロな建物を眺めながら歩き進むと、「李日勝」に到着。
閉店間際(18時前)に来店した所、何人か先客が。日本人観光客と思しき人、中国語を話すお客さんもいました。
【お洒落な乾物屋さん】店内の様子
カラスミ以外にも、ドライフルーツ、干し貝柱、椎茸などの乾物が売られています。ホタテを使ったXO醬も名物だそうです!
カラスミには、生のカラスミと炙ったカラスミの2種類がありました。
李日勝のカラスミは、台湾南部・高雄で獲れた野生のボラの卵を、自社工場で加工して販売しているとのこと。
1両単位でカラスミがパックされています。両とは重さの単位で、ここでは31.25グラムです。
※中国本土では1両=50グラムですが、地域によって異なるようです。
【大根スライスと合わせて】カラスミの食べ方
今回は生のカラスミを購入。カラスミの食べ方を紹介するパンフレットも頂きました。
日本語の説明文と比べて、中国語の方が詳細な内容が書かれているので、以下の通り翻訳しました↓
カラスミの調理方法
- 揚げる:カラスミの表面を拭いて乾かした後、約180度に熱した油に10秒くぐらせる。表面の油を拭き取り、冷めるのを待ってから薄くスライスする。
- 焼く:カラスミをお酒に10〜15分間浸けた後、熱したフライパンに入れる。(油を入れるかはお好みで)表面が黄金色になるまで、カラスミの両面を中弱火で軽く焼く。
- 煮る:フライパンにカラスミと、カラスミが浸る煮汁(酒もしくは酒と水を1:1で合わせる)で中弱火にかける。カラスミをひっくり返して均等に加熱する。煮汁が蒸発して無くなったら、冷めるのを待って薄くスライスする。
注意点
- カラスミの薄膜を取るかどうかは個人の好み・習慣によります。
- 葉ニンニクや大根スライス、りんご、梨のスライスと組み合わせると、一層美味しく召し上がれます。
- 残ったカラスミはアルミホイルに包んで冷蔵保存できます。1週間以内に食べ切ってください。
- カラスミを焼く時間は非常に重要です。数秒の違いで口当たりが悪くなってしまうので、加熱しすぎは禁物です。
保存方法
- 常温で10日間、冷蔵で3ヶ月間、冷凍で6ヶ月保存できます。
- 新鮮なカラスミをお楽しみいただくため、購入後なるべく早くお召し上がりください。
おすすめは、薄切りにしたカラスミを生の大根と合わせる食べ方です!
台北の老舗レストラン「欣葉」でも、大根スライスとセットで提供されました。
カラスミの塩気と濃厚な旨みを、みずみずしい大根スライスが受け止めます。
海鮮の滋味と大地の旨みが渾然一体となった美味しさ。お酒が進みまくります!
「欣葉」では、薬味として葉ニンニクも添えられていました。辛味がアクセントになります。
日本では葉ニンニクが手に入りにくいと思うので、ニンニクのスライスや青ネギを添えても合うと思います。
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本場の台湾料理を堪能!「欣葉」に行ってきた
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【李日勝のカラスミをお取り寄せ】終わりに
「李日勝」の天然カラスミは、日本のカラスミより塩気がマイルドでした。
厚切りで食べても塩辛くなく、カラスミのまったりとした旨みを存分に堪能できます。
ついついたくさん食べてしまい、すぐ無くなってしまいました…
今ならなんと、楽天で「李日勝」のカラスミをお取り寄せできます!
送料はかかりますが、カラスミ本体の値段は台湾とほぼ変わりありません。
当記事を読んで、「李日勝」のカラスミを食べたくなった方やリポートしたい方は、ぜひチェックしてみてください!
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