こんにちは!佳琳です。
台湾にある火鍋専門店「鼎王麻辣鍋 台北忠孝店」に行ってきました。
この記事で分かること
- 「鼎王麻辣鍋」の事前予約方法
- 「鼎王麻辣鍋」の注文方式
- 来店・注文時に使える中国語
台湾中部の台中市に本店がある超人気店で、2023年現在、台湾全土に9店舗展開しています。
今回は、「鼎王麻辣鍋」の訪問・実食レポートをご紹介します!
事前予約の流れ&アクセス
事前に公式サイトから予約しました。予約フォームは繁体中国語か英語のみ対応。
「我要訂位」もしくは「Book Now」のタブから予約したい店舗と日時、人数を選択後、氏名・連絡先を入力するだけなので簡単です!
予約フォームで予約者情報を送信すると、完了メールが届きます。
来店の前日に、SMSで確認メッセージが届きました。
SMSに記載のURLにアクセスして「保留」ボタンを押すと、予約席が引き続き確保されます。
予約当日は直接、お店に向かいました。MRT板南線の忠孝敦化駅から徒歩1分のアクセス。
お店はビルの2階にあります。
受付で店員さんに声をかけます。
予約完了メールを見せた所、スムーズに店内へ案内されました。
レトロモダンな内装で、4人がけの座席がたくさんあります。店内はかなり広そうです。
【スマホで簡単】火鍋注文の流れ
火鍋注文の流れをご紹介します!
注文の流れ
- 火鍋のスープを選択
- 鍋に入れる具材を注文
- 付けダレの準備
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1火鍋のスープ選択
最初に、火鍋のスープを注文します。
「鼎王麻辣鍋」で提供されるスープは、「酸菜白肉鍋(白湯)」と「麻辣鍋(紅湯)」の2種類のみ。
大半のお客さんが、2種類のスープを楽しめる鴛鴦鍋[yuānyāng guō]を注文するそうです。
「鴛鴦」とはオシドリのこと。対になっているものを指します。
仕切りがあって2種類のスープを楽しめる鍋を「鴛鴦鍋」と言います。
今回は「鴛鴦鍋」を注文しました!
スープの注文時、店員さんにから紅湯(麻辣鍋)の辛さと白湯(酸菜白肉鍋)の酸っぱさの要望を尋ねられます。
辛さの注文方法
- 特辣[tè là](激辛)
- 中辣[zhōng là](中辛)
- 微辣[wēi là](ちょい辛)
- 不要辣[búyào là](辛くしないでください)
酸味について伝えたい時は、辣[là]を酸[suān]に言い換えればOKです!
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2鍋の具材を注文
スープの選択ができたら、鍋の具材を注文しましょう。
火鍋店によっては具材がビュッフェ式の所もありますが、「鼎王麻辣鍋」では単品で注文する方式。
店員さんからQRコードが印字された伝票を渡されるので、スマホで読み取って注文します。
注文用のサイトは日本語で表示されます。中国語ができない方も安心!
メニュー名と値段の一覧がこちら。
公式ホームページに日本語のメニュー表(PDF)が掲載されています。
スマホで具材を注文していると、紙エプロンとお茶が提供されました。至れり尽くせりです!
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3付けダレの準備
火鍋の到着を待つ間に、付けダレを準備します。
付けダレコーナーがあるので、セルフサービスで作ります。
火鍋店によっては調味料や薬味を多く取り揃えて自分好みのタレを作れる所もありますが、こちらの「鼎王麻辣鍋」はタレも2種類のみ。
紅湯(麻辣鍋)用のお酢のタレ、白湯(酸菜白肉鍋)用の豆乳ダレ。
好きなだけ葉ニンニクをトッピングできます。
※個人的には、ネギとパクチーもあって欲しかった…!
付けダレの横に、白米が入った大きなお釜がありました。ご飯も食べ放題です。
モチモチした日本のお米とは違って、水分が少なめで独特の香りがあります。
たとえるなら、日本米とタイ米の中間的なイメージ。
私が中国留学時に食べていたお米の味そのもので、あまりの懐かしさに泣きそうになりました笑
【スープは2種類】実食レポ
鴛鴦鍋が到着しました!
鍋が煮立ってきたら、単品注文した具材を投入して調理していきます。
白湯(酸菜白肉鍋)は、酸菜(酸味がある白菜の漬物)、豚バラ肉、ライスヌードル、トマトが入ったヘルシーなスープ。
酸味の中に甘さがあり、病みつきになる味わい。酸菜が足りなくなったら無料で追加できます。
紅湯(麻辣鍋)は、牛脂、野菜・果物、薬膳スパイスを組み合わせた特製スープ。芳醇な香りとコク、甘辛さを楽しめます。
スープに入っている豆腐と鴨の血豆腐は食べ放題。
「鴨の血」と聞くと抵抗がある方もいるかもしれませんが、生臭さは全くありません。
むしろ、鴨の血豆腐単体は無味に近いです。プルプルした弾力ある食感で、スープ全体の旨みを吸って美味しいです。
鍋を食べ進めてスープが減ってくると、店員さんが頃合いを見計らってスープを追加しに来ます。
スープを足す際に、豆腐、鴨の血豆腐、酸菜も一緒に入れてくれます。
スープを早めに足してほしい場合は、店員さんに声をかけてみましょう
以下、今回注文した具材とドリンクを写真付きでご紹介します。
上選牛小排[shàngxuǎn niúxiǎopái]牛リブロース
3〜4人前はありそうなビッグサイズの牛肉。
赤身多めで、お肉の旨みをしっかり味わえます。紅湯、白湯どちらにもマッチ。
蜂巢牛肚[fēngcháo niúdǔ]ハチノス
牛の第2胃袋・ハチノス。弾力のある歯ごたえとコクのある味わいが、紅湯に合います!
御選小羔羊[yùxuǎn xiǎogāoyáng]ラム肩ロース
火鍋と言ったら、やっぱりラム肉は外せません!
少しクセがあるお肉なので、甘辛な紅湯に合います。
鮮蔬綜合盤[xiānshū zònghépán]野菜の盛り合わせ
紅湯には葉ニンニク、白湯には酸菜とトマトが入っていますが、それ以外の野菜は別途注文する必要があります。
青梗菜、キャベツ、トマト、とうもろこし、大根、白滝(こんにゃく)、キクラゲなどのキノコ類が入っています。
虎皮豆捲[hǔpí dòujuǎn]生湯葉
スープの旨みを吸った湯葉は、付けダレにもよく絡むので美味しいです。
腐竹[fǔzhú] 腐竹
「腐竹」も大豆製品で、湯葉の一種です。先ほどの生湯葉より、硬めの食感。
招牌川丸子[zhāopái chuānwánzi]特製豚つくね
「鼎王麻辣鍋」の名物メニュー。胡椒が効いていて、弾力がある食感。
手工牛肉丸[shǒugōng niúròuwán]手作り牛つくね
牛つくねも名物メニューとのこと。
豚つくねより1粒が大きく、ふわっとした食感。
18天台灣生啤酒[18tiān táiwān shēng píjiǔ]台湾生ビール
さっぱりとした味わいのビール。キンキンに冷えているので、炭酸水みたいでした。
※この手のビールは、常温で飲んだ方がビールの風味がはっきりして美味しいかも。
【大満足】終わりに
「鼎王麻辣鍋」の以下のような料金体系になっています。
料金システム
- 基本料金1人150元
- 鴛鴦鍋を注文した場合、1テーブルにつき180元の追加料金がかかる
- 基本料金、鴛鴦鍋の追加料金、単品注文した具材・ドリンク代の合計額に10%のサービス料を付加
- 1テーブルにつき650元以上注文する必要あり
具材注文時に使ったQRコード入りの伝票を、お店出入口の受付スタップさんに渡せばOKです。
気になるお会計ですが、今回は4人で4,312元でした(クレジットカード使用可)
日本円で換算すると1人当たり約5,000円。
この量と質の食事を日本で楽しむには、倍近い値段になると思われるのでコスパが高いです。
本場の火鍋をリーズナブルに楽しめるので、台湾旅行時はぜひ立ち寄ってみてください!
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店名 | 鼎王麻辣鍋 台北忠孝店 |
住所 | 台北市大安區忠孝東路四段177號2樓 |
営業時間 | 11:30~26:00 |
定休日 | なし |
予約 | 公式サイト |